小学生日本一を競う第33回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)は30日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードの松田絵理香(神奈川/横浜市立東品濃小学校)が第2シードの大橋麗美華(神奈川/横浜市立市ヶ尾小学校)に6-2, 6-3のストレートで勝利し、優勝を飾った。
決勝戦、松田は緩急あるテニスで大橋のフォアハンドの強打を封じ、安定した戦いを貫いてストレート勝ちをおさめた。
この試合は6-2, 5-3と松田がリードした時点で、雷が鳴り雨が降り始めたため一時中断。再開後は約3分ほどで試合に終止符が打たれた。
今大会、松田は全試合ストレート勝ちで日本一の座を手にした。2回戦で中島玲亜(岡山/倉敷市立児島小学校)、3回戦で小副川莉桜(千葉/市川市立若宮小学校)、準々決勝で森岡きらら(奈良/天理市立朝和小学校)、準決勝で加藤智子(大阪/堺市立若松台小学校)、決勝で大橋を破った。
一方、準優勝の大橋は正確なフォアハンドを武器に、1セットも落とさず決勝進出を果たした。しかし、決勝では確実に返球してくる松田に屈し、ミスを重ねてしまった。
男子決勝は
井上玄意(日本)(三重/津市立桃園小学校)が細川暖生(東京/八王子市立下柚木小学校)に6-2, 6-0のストレートで勝利して優勝を飾った。
また2001年の全国小学生テニス選手権大会で、現在男子テニス世界ランク5位の
錦織圭(日本)が優勝している。
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