7月17日から19日にかけて世界各地で行われた男子国別対抗戦のデビスカップ準々決勝 イギリス対フランスは、エースの
A・マレー(英国)がシングルスで2勝、ダブルスで兄の
J・マレー(英国)と組んで1勝をあげ、1981年以来34年ぶりの4強入りという快挙を成し遂げた。
イギリスの4強入りに貢献したマレーは、自身の公式フェイスブックを更新し、18日の土曜日に兄とのダブルスで
JW・ツォンガ(フランス)/
N・マウー(フランス)組を4-6, 6-3, 7-6 (7-5), 6-1の逆転で撃破。昨年準優勝国のフランスから準決勝進出の王手をかけていた。
「土曜日に本当に特別なことを成し遂げた。」とマレー。
続けて「兄と共にイギリスを代表してこのような舞台に立つことは、子供の頃には想像していなかった。今回のデビスカップ国別対抗戦で勝利出来たことはとても幸運。」と兄と共に国のために戦い、勝利をあげて快挙を達成した喜びを綴っていた。
マレー兄弟は2011年の楽天ジャパン・オープンでタイトルを獲得しており、兄のジェイミーは、今年のウィンブルドン男子ダブルスで準優勝を飾っている。
今回のデビスカップでマレーは、イギリスがあげた3つの勝利全てに貢献。初日に行われたシングルスでは、ツォンガを下し1勝1敗とした。2日目に行われたダブルスでは、兄のマレーと組んだダブルスでイギリスへ2勝目をもたらす。
その後最終日のシングルスでは、
G・シモン(フランス)に第1セットを先取され第2セットもリードされていたが、そこから挽回して4-6, 7-6 (7-5), 6-3, 6-0で退け、イギリスは1981年以来となる準決勝進出を決めた。
フランスを下したイギリスは、9月18日から20日にかけて行われる準決勝で
L・ヒューイット(オーストラリア)、
N・キリオス(オーストラリア)らを擁するオーストラリアと対戦する。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:
J・ワード(英国) ×-○ G・シモン
・シングルス第2試合:A・マレー ○-× JW・ツォンガ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:A・マレー/ J・マレー ○-× JW・ツォンガ/ N・マウー
【大会3日目】
・シングルス第1試合:A・マレー ○-× G・シモン
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