12日まで行われていたテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は、男子は
N・ジョコビッチ(セルビア)が2連覇、女子は
S・ウィリアムズ(アメリカ)が3年ぶり6度目の優勝で幕を閉じた。大会を終え最速サービスのスピードやブレーク成功回数などの記録が発表され、サービスエース数ではビッグサーバーの
I・カルロビッチ(クロアチア)が165本のエースを叩き出して1位となった。
最多サービスエース数のランキングは以下の通り。
※()の中はサービスエース数と試合数。
1位 I・カルロビッチ(165本/4試合)
2位
K・アンダーソン(南アフリカ)(119本/4試合)
3位
M・チリッチ(クロアチア)(107本/5試合)
4位
J・イズナー(アメリカ)(98本/3試合)
5位
S・ワウリンカ(スイス)(89本/5試合)
6位
V・ポスピシル(カナダ)(88本/5試合)
7位
N・キリオス(オーストラリア)(85本/4試合)
8位
R・フェデラー(スイス)(81本/7試合)
9位 N・ジョコビッチ(77本/7試合)
10位
M・ラオニチ(カナダ)(72本/3試合)
となった。
今回1位となったカルロビッチは、4試合で165本ものサービスエースを決め、1試合平均では約41本となった。ウィンブルドンではマレーに敗れるも、
JW・ツォンガ(フランス)との試合で41本ものサービスエースを決めて4回戦進出を果たしていた。
さらに、ウィンブルドンの前哨戦であるゲリー・ウェバー・オープン準々決勝で、サービスエースを45本決めて3セットマッチの男子シングルス最多サービスエース数の新記録を叩き出す活躍をみせた。
2位のアンダーソンは、ウィンブルドン4回戦でジョコビッチと激突。2セットアップとリードを見せていたが、2日間に及ぶ死闘の末に敗れて自身初のグランドスラム8強入りとはならなかった。
また、昨年のウィンブルドンで最多サービスエースを叩き出したのはラオニチで、その時は6試合で164本ものサービスエースを決めていた。
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