テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は12日、車いすテニスの女子ダブルス決勝が行われ、第1シードの
上地結衣(日本)/ J・ホワイリー(イギリス)組が第2シードのJ・グリフィオエン(オランダ)/ A・ファン=クート(オランダ)組に6-2, 5-7, 6-3のフルセットで勝利し、大会2連覇を達成した。
『選手使用のオフィシャルタオル』この試合、上地/ ホワイリー組は長短を活かした試合を展開。第1セットで4度のブレークに成功した上地/ ホワイリー組はこのセットを先取。
その後、第2セットに入り3ゲーム連取するも、第4ゲーム以降でミスが目立ちはじめてペースを崩し、1セットオールとなる。
ファイナルセットでは、どちらも譲らない接戦が繰り広げられるも、攻め続けた上地/ ホワイリー組が勝利を手にした。
上地は、今年の全豪オープンのシングルスで、大会初の優勝を狙うもグリフィオエンに敗れて2年連続の準優勝となったが、ダブルスではグリフィオエン/ ファン=クート組に逆転で勝利して2連覇を達成した。
しかし全仏オープンではシングルスでベスト4、ダブルスで準優勝とどちらも2連覇を逃していた。
今大会では、準決勝でL・ハント(イギリス)/ K・クルーガー(ドイツ)組にわずか50分で勝利して決勝進出。決勝は昨年と同カードの対戦となったが、ストレートで下して大会2連覇を果たした。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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