男子テニスの下部大会であるスパーカセン・オープン(ドイツ/ブラウンシュヴァイク、レッドクレー)は9日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク125位の
ダニエル太郎(日本)が主催者推薦枠で出場の
D・ブランズ(ドイツ)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下し、チャレンジャー大会3度目の優勝へ向けベスト4進出を決めた。
この試合、第1セットでダニエル太郎はファーストサービスが入った時に90パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ブランズに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開。1度きたブレークチャンスをものにしてこのセットを先取した。
続く第2セット、サービスの調子を上げてきたブランズに対し、ダニエル太郎は1度ブレークチャンスを与えてしまうも、それをしのいでタイブレークへ。ダニエル太郎がタイブレークを制し、1時間24分で勝利を手にした。
ダニエル太郎は、今季2度チャレンジャー大会で優勝しており、今回は3度目のタイトル獲得を狙う。
先日の全仏オープンには予選を勝ち抜き本戦入りを果たしたダニエル太郎だったが、現在行われているウィンブルドンでは、予選1回戦で敗れて本戦入りとはならなかった。
今大会は1回戦で
T・カムケ(ドイツ)、2回戦で第5シードの
D・ズムル(ボスニア)を撃破して勝ち上がった。
ダニエル太郎は決勝進出をかけて準決勝で、第1シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を下した
F・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。
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