テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は9日に行われる女子シングルス準決勝に、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第4シードの
M・シャラポワ(ロシア)、第13シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第20シードの
G・ムグルサ(スペイン)が決勝進出をかけて登場する。
『選手使用のオフィシャルタオル』トップハーフからは、第1シードのセリーナと第4シードのシャラポワが順当な勝ち上がりを見せ、準決勝で激突する。
両者は過去に19度対戦しており、対戦成績は17勝2敗とセリーナが大きくリード。今年の全豪オープン決勝でも対戦しており、その時はセリーナがストレートで下して優勝を飾った。
シャラポワが最後にセリーナに勝利したのは、2004年の最終戦となっており、シャラポワは現在セリーナに16連敗している。
今年の全豪オープン、全仏オープンで優勝を飾っているセリーナは、ウィンブルドンと全米オープンでタイトル獲得を果たすと1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来、4人目となる年間グランドスラムを達成することとなる。
一方、ボトムハーフからは第13シードのラドワンスカと第20シードのムグルサが準決勝で対戦する。
両者は過去に4度対戦しており、対戦成績は2勝2敗となっているが、今季に入ってからはムグルサが2連勝中。
現在世界ランク13位のラドワンスカだが、2012年7月には世界ランク2位を記録しており、同年のウィンブルドンでは準優勝を飾っている。
2014年の全豪オープンで4強入りをしてからは、その後の四大大会は準々決勝進出を前に姿を消し、思い通りの成績を残せていなかった。
ラドワンスカと対戦する21歳のムグルサは、ウィンブルドンでは2013年の2回戦進出が最高成績となっていた。
今大会は、3回戦で第10シードの
A・ケルバー(ドイツ)を下し、4回戦では第5シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)、準々決勝では今年の全仏オープンで四大大会初のベスト4進出を果たした第15シードの
T・バシンスキー(スイス)を撃破して勝ち上がった。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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