テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、ボトムハーフでは第13シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第15シードの
T・バシンスキー(スイス)、第20シードの
G・ムグルサ(スペイン)、第21シードの
M・キーズ(アメリカ)の4選手がベスト8進出を決めた。しかし、ここまで順当に勝ち上がってきた第5シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)が8強を前にコートを去ることとなった。
【会場でしか買えない 全英タオル】ボトムハーフの下半分に位置する2012年のウィンブルドンで準優勝を飾っているラドワンスカは、昨年覇者
P・クヴィトバ(チェコ共和国)を下して勝ち上がった第28シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)を7-5, 6-4のストレートで退け、2年ぶりの8強入りを決めた。
ラドワンスカと準々決勝で対戦する第21シードのキーズは、予選勝ち上がりで世界ランク122位の
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下し、大会初の準々決勝進出を決めた。
20歳のキーズは、今年の全豪オープンで四大大会初のベスト4進出を果たす活躍を見せている。
ボトムハーフの上半分に位置する第20シードのムグルサは、この日第5シードのウォズニアキを6-4, 6-4で撃破し、グランドスラムでは3度目で、ウィンブルドンでは初の8強入りを決めた。
21歳のムグルサは、今大会3回戦で第10シードの
A・ケルバー(ドイツ)、そして今回第5シードのウォズニアキと、トップシードを破って勝ち上がってきた。
過去のグランドスラムでは、2014・2015年の全仏オープンでベスト8進出を決めているが、ウィンブルドンでは2013年の2回戦進出が最高成績となっていた。
ムグルサと準々決勝で対戦するのは、第15シードのバシンスキー。
バシンスキーは、今年の全仏オープンで四大大会初の4強入りを果たし、世界ランキングも自己最高位となる15位に浮上。
今回は全仏オープンに次ぐグランドスラム2度目の準々決勝進出を決めた。
また、今回第5シードのウォズニアキが敗れたことにより、今大会の上位10シードで8強に残っているのは、トップハーフに位置する第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と第4シードの
M・シャラポワ(ロシア)のみとなり、ボトムハーフには昨年覇者で第2シードのクヴィトバ、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、昨年準優勝で第12シードの
E・ブシャール(カナダ)がいたが、既に敗れている。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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