テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、男子ダブルス3回戦が行われ、
L・ヒューイット(オーストラリア)/
T・コキナキス(オーストラリア)組が第4シードの
JJ・ロジェール(アンティル)/
H・テカウ(ルーマニア)組に6-7 (7-9), 3-6, 6-7 (1-7)のストレートで敗れ、準々決勝進出とはならなかった。また、ヒューイットは同日のミックスダブルス2回戦にも出場していたが、フルセットの末に敗退。この結果、ヒューイットにとって現役最後となるウィンブルドンは幕を閉じた。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、ヒューイット/ コキナキス組は2度のタイブレークを迎えるが、いずれも制すことは出来ず、流れを掴めなかった。トータルで1度のブレークに成功するも、ロジェール/ テカウ組に2度のブレークを許して2時間22分で敗れることとなった。
ヒューイット/ コキナキス組は、1回戦でM・ドラガンジャ(クロアチア)/ H・コンティネン(フィンランド)組、2回戦で
R・リンドステッド(スウェーデン)/
J・メルツァー(オーストリア)組を下しての勝ち上がり。リンドステッド/ メルツァー組との試合は3時間超えの大接戦だった。
また、ヒューイットはミックスダブルスにも
C・デラクア(オーストラリア)とペアで出場しており、1回戦の
S・ゴンザレス(メキシコ)/
A・スピアズ(アメリカ)組に勝利して勝ち進んでいた。
しかし、同日に行われた2回戦で第9シードの
J・S・キャバル(コロンビア)/
C・ブラック(ジンバブエ)と対戦し、第1セットを先取するものの、逆転を許して2回戦敗退を喫していた。
現在34歳のヒューイットは、来年の全豪オープンを最後に引退することを表明しており、今大会は現役最後のウィンブルドンとなっている。
今大会にはシングルス、ダブルス、ミックスダブルスの3つに出場していたが、今回で全て敗退。そのため、元世界1位ヒューイットの現役最後となるウィンブルドンは、幕を閉じることとなった。
【ウィンブルドン 男子ダブルス対戦表】
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