テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、2013年覇者で第3シードの
A・マレー(英国)が世界ランク78位の
R・ハーセ(オランダ)に6-1, 6-1, 6-4のストレート勝利。安定したプレーを披露して難なく3回戦進出を決めた。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、マレーは第1セットでハーセに1度もブレークチャンスを与えずにわずか20分でこのセットを先取。その後も、安定感のある試合を展開したマレーは、1時間27分で勝利した。
マレーは3回戦で、第25シードの
A・セッピ(イタリア)と
B・コリッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
世界ランク3位のマレーは、2012年の全米オープンでグランドスラム初優勝。2013年のウィンブルドンでは、決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に勝利し四大大会2度目の優勝を果たしている。
ウィンブルドン前哨戦のAEGON選手権では、準々決勝の
G・ミュラー(ルクセンブルグ)戦以外はストレートで勝利して今季3度目のタイトルを獲得した。
今大会、シード勢が順当に勝ち上がった場合、マレーは4回戦でビッグサーブで知られる第23シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)か第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で2度のウィンブルドン優勝を誇る第10シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する組み合わせとなっている。
一方、敗れたハーセは2010年の同大会2回戦でナダルと対戦し、フルセットの末に敗れるも大接戦を繰り広げた。2012年7月には自己最高位である33位を記録。
【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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