テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は初日となる29日、男子シングルス1回戦が行われ、昨年覇者の第1シード
N・ジョコビッチ(セルビア)は世界ランク33位の難敵
P・コールシュライバー(ドイツ)に6-4, 6-4, 6-4のストレートで勝利し、大会2連覇へ向けて前進した。
【会場でしか買えない 全英タオル】今年の全仏オープン後、ジョコビッチはウィンブルドンへの前哨戦に出場していないため、今回のコールシュライバー戦が今季芝シーズン初の公式戦となった。
試合を通して、ジョコビッチはコールシュライバーに苦戦するも、トータルでサービスエースを12本決め、5度のブレークに成功して勝利し、2回戦進出を決めた。
両者は過去に7度対戦しており、対戦成績はジョコビッチから6勝1敗。ジョコビッチは2009年の全仏オープン3回戦で1度だけコールシュライバーに敗れていた。
世界ランク1位のジョコビッチは、今年の全仏オープンで生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を達成するべく、決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に挑むも、逆転を許して敗れ準優勝に終わった。
過去のウィンブルドンでは、2011・2014年で2度タイトルを獲得。昨年の決勝ではフェデラーと対戦し、フルセットの接戦を制して優勝を飾った。今回は大会2連覇を狙う。
勝利したジョコビッチは、2回戦で
L・ヒューイット(オーストラリア)と
J・ニエミネン(フィンランド)の勝者と対戦する。
【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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