29日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)の本戦出場をかけた女子予選シングルス1回戦が23日に行われ、1996年の同大会で4強入りを果たした44歳の
クルム伊達公子(日本)が、
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)に4-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、7年連続の本戦入りとはならなかった。
【会場でしか買えない 全英タオル】試合後、クルム伊達は公式ブログに「残念ながら早々と予選敗退となってしまいました。今日の敗戦は勝負ができていただけに悔しいです。手強い相手なのは100も承知の上でコートへ向かいました。」
「私は決して悪いテニスではなかったです。Roland Garros(全仏オープン)から痛みがなくなり始め、今となっては肩の不安はなく好調さを維持できています。サーブも肩の動きは良すぎるくらい。」と敗れるも、調子は良かったことを綴っている。
「でも勝負が出来て、体の不安が取りきれた今、悔しいと思えている自分がいるので今は我慢の時と信じたいです。」と前向きな言葉を述べた。
44歳のクルム伊達は、1996年のウィンブルドンでベスト4進出を果たしており、その年に現役を引退。
しかし、現役復帰した2009年に本戦出場してから昨年まで6年連続で本戦入りしていたが、今回は予選1回戦で敗れて7年連続の本戦入りを逃した。
また、クルム伊達含め、
江口実沙(日本)、
尾崎里紗(日本)、
森田あゆみ(日本)、
大坂なおみ(日本)、
桑田寛子(日本)、
澤柳璃子(日本)、
波形純理(日本)の8選手が初戦敗退を喫した。
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