男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝)は17日、シングルス2回戦が行われ、第2シードで今年の全仏覇者
S・ワウリンカ(スイス)はノーシードの
K・アンダーソン(南アフリカ)に6-7 (4-7), 6-7 (11-13)のストレートで敗れ、8強入りを逃した。また、16日に第5シード
R・ナダル(スペイン)を下した世界ランク79位
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)は、この日
G・ガルシア=ロペス(スペイン)にストレート負けを喫し、ベスト8進出とはならなかった。
今大会のボトムハーフ(対戦表の下半分)は強豪が固まっており、全仏王者ワウリンカと先日のメルセデス・カップで優勝を飾ったナダルが準々決勝で対戦するのではと予想されていたが、結果的にアンダーソンとガルシア=ロペスの2人が勝ち上がった。
この日、ワウリンカはアンダーソンのテニスを攻略出来ず、22本ものサービスエースを決められて、1時間50分で2回戦敗退となった。
ドルゴポロフはガルシア=ロペスに3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、大会から姿を消した。
一方、ボトムハーフの片側は、第3シード
M・ラオニチ(カナダ)と第7シード
G・シモン(フランス)の2人がベスト8進出を決めた。
ラオニチは
R・ガスケ(フランス)に6-4, 6-7 (5-7), 6-1、シモンは19歳の若手
T・コキナキス(オーストラリア)に6-4, 6-2でそれぞれ勝利。
また、現地18日にはトップハーフ(対戦表の上半分)の2回戦が行われる予定。第1シード
A・マレー(英国)は
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。
マレーがベルダスコを下してベスト8進出した場合、準々決勝では第10シードで昨年覇者
G・ディミトロフ(ブルガリア)と
G・ミュラー(ルクセンブルグ)の勝者と対戦する組合せとなっている。
>>AEGON選手権 対戦表<<
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