男子テニスのツアー大会であるAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝)は16日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)が
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)に3-6, 7-6 (8-6), 4-6のフルセットで敗れる波乱に見舞われ、初戦で姿を消した。
6連覇と10度目の優勝を狙った全仏オープンでナダルは、29歳の誕生日である6月3日に行われた準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレート負けを喫し、大会後に発表された世界ランキングでは、2005年以来 約10年ぶりとなる2桁台の10位へ転落。
そんな中、先日はメルセデス・カップで今季2度目の優勝、キャリア通算66勝目を達成させて勢いに乗っていたが、今回はドルゴポロフに屈した。
第1セットでドルゴポロフの強烈なサービスを攻略出来なかったナダルは、1ブレークを許してしまい、このセットを落とす。
第2セットでナダルは、サービスゲームでドルゴポロフに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開するも、ドルゴポロフのサービスを崩すことが出来ずにタイブレークへ。タイブレークではマッチポイントを握られるも、巻き返して第2セットを奪い返す。
第3セットでは一時リードしたナダルだったが、最後はドルゴポロフにパッシングショットを決められて初戦敗退となった。
両者は今回が通算7度目の対戦で、ナダルは対ドルゴポロフ戦を5勝2敗とした。
一方、勝利したドルゴポロフは2回戦で、
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。
>>AEGON選手権 対戦表<<
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