男子テニスのツアー大会であるAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝)は16日、シングルス1回戦が行われ、大会4度目の優勝を狙う第1シード
A・マレー(英国)が予選を勝ち抜いた
ルー・イェンスン(台湾)を6-4, 7-5のストレートで下し、2年ぶりのタイトル獲得へ向けて前進した。
29日からのウィンブルドンを考えてなのか、この日マレーは全身ホワイトのウエアに身を包んで登場。
序盤はダブルフォルトを犯すなどでルー・イェンスンにブレークされてしまうも、得意のバックハンドでのパッシングショットやドロップショットなどでリズムを掴んだ。最後はサーブ&ボレーでネットに出てきたルー・イェンスンの頭上を超す鮮やかなロブショットを決めて初戦突破を決めて、1時間19分で勝利した。
マレーが放ったサービスエースは12本を記録、ファーストサービスが入った時には84パーセントの高い確率でポイントを獲得。2回戦に向けて順調な滑り出しを見せた。
2回戦でマレーは、
R・バウティスタ=アグ(スペイン)をフルセットで破った
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。
今季好調のマレーは、29日からの地元ウィンブルドン優勝のためにも、今大会でタイトルを獲得して勢いに乗りたいところ。2013年のウィンブルドンでは1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりとなる悲願の地元優勝を果たす快挙を達成している。
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