女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、芝)は16日、シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク95位の
土居美咲(日本)が同88位の
M・プイグ(プエルトリコ)を6-4, 6-1のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が3度目の対戦となり、土居美咲はプイグとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。
この試合、第1セットで先にブレークされた土居美咲だが、すぐにブレークバックに成功。その後も1ブレークして第1セットを先取する。
第2セットでは、1セット先取した土居美咲が勢いに乗り、第4・第6ゲームでブレークに成功。その後自身のサービスゲームをキープして、ストレートで勝利した。
2回戦で土居美咲は、
C・マーケイル(アメリカ)と対戦する。
今大会には
奈良くるみ(日本)も出場していたが、1回戦で
K・シニアコバ(チェコ共和国)にストレートで敗れて姿を消している。
土居美咲は今大会の予選から出場し、予選2回戦では雨天のため中断となったE・クリチコワ(ロシア)との2日間に渡る試合を制して、本戦出場を決めた。
過去同大会では、元女王
J・ヤンコビッチ(セルビア)に敗れるも2012年にベスト8入りを果たしている。
土居美咲は今季、香港で行われた下部大会で今季初の優勝をおさめ、2月のパタヤ・タイ・オープンでは元世界ランク14位の
S・ペン(中国)をフルセットの末に破る金星でベスト8進出。
先月のニュルンベルガー・カップでは予選を勝ち上がり、本戦では元世界ランク5位の
A・ケルバー(ドイツ)にストレートで敗れるも8強入りを決めている。
先日の全仏オープンでは、
P・ツェトコフサ(チェコ共和国)をストレートで下して全仏初の初戦突破を果たし、2回戦では
A・イバノビッチ(セルビア)から第1セットを先取してイバノビッチを吠えさせる善戦を見せたが、大会初の3回戦進出とはならなかった。
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