女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、芝)は15日、シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク96位の
土居美咲(日本)が同107位のE・クリチコワ(ロシア)との2日間に渡る試合を6-4, 1-6, 7-6 (7-4)で制し、本戦出場を果たした。この試合は14日に行われていたが、雨天のため15日へ順延となっていた。
本戦出場が決まる第3セットから試合が再開、両者サービスキープが続く中、その均衡が破られたのは第6ゲーム。土居美咲はクリチコワにブレークを許しペースを崩しつつも、ゲームカウント3-5と崖っぷちの状況でブレークバックに成功し、タイブレークに持ち込む。
その後も、両者接戦を繰り広げるも、クリチコワのダブルフォルトが響き、最後は土居美咲のフォアハンドが決まり、2日間に渡る試合を制して本戦出場を果たした。
土居美咲は、2012年の同大会で準々決勝に進出しており、その時は
J・ヤンコビッチ(セルビア)に敗れるもベスト8入りを果たしていた。
また、先日の全仏オープン1回戦で
P・ツェトコフサ(チェコ共和国)をストレートで下し、全仏初の初戦突破。2回戦では、第7シードの
A・イバノビッチ(セルビア)から第1セットを先取するも、一枚上手だったイバノビッチに2セット連取され、2回戦で姿を消すこととなったが、格上の選手に対して大健闘を見せた。
今大会の本戦には、世界ランク57位の
奈良くるみ(日本)も出場しており、1回戦では
K・シニアコバ(チェコ共和国)と対戦する。
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