男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝)は9日、シングルス1回戦が行われ、右肩の怪我から復帰した元世界ランク2位で37歳のベテラン
T・ハース(ドイツ)が
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-4, 7-5のストレートで下し、初戦突破を果たした。
復帰戦となったこの試合、ハースはファーストサービスが入った33本中31本をポイントに繋げ、1時間18分でククシュキンからストレート勝ちをおさめた。第2セットではククシュキンにセットポイントを握られるも、その場面で鮮やかなフォアハンドのウィナーを決めるなど、随所にキレのあるストロークを決めていた。
2回戦でハースは、第5シードの
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。
ハースは、昨年の全仏オープン1回戦で右肩の痛みにより途中棄権。6月には4度目の手術を受けてリハビリに専念していた。今年3月のマイアミ・オープン男子で、ハースは復帰することを自身の公式フェイスブックに綴っていたが、出場せずに今大会で約1年ぶりに復帰することとなった。
また、昨年3月のBNPパリバ・オープン男子では3回戦で
錦織圭(日本)をストレートで下している。
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