テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は27日、女子ダブルス1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)/
F・スキアボーネ(イタリア)組が
D・アレルトバ(チェコ共和国)/
P・ツェトコフサ(チェコ共和国)組に2-6, 7-6 (10-8), 6-1の大逆転で勝利し、2回戦進出を決めた。
この試合の第1セット、アレルトバ/ ツェトコフサ組に試合の流れが傾き、クルム伊達/ スキアボーネ組は1度もブレークチャンスを掴む事すら出来ずに、このセットを落とす。
第2セットではブレーク合戦からタイブレークへ突入。そして、クルム伊達/ スキアボーネ組がこのセットをとり、第3セットは完全に試合の流れを掴んで、1時間58分で大逆転勝利を手にした。
クルム伊達/ スキアボーネ組は2回戦で、第13シードの
M・クライチェック(オランダ)/
B・ストリツォワ(チェコ共和国)組と対戦する。
クルム伊達は、昨年の全仏オープンでB・ストリツォワとのペアで出場、1回戦で
A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)/
Y・シュウェドワ(カザフスタン)組に勝利して2回戦へ進出している。
また、クルム伊達のペアであるスキアボーネは、2010年の全仏オープンで優勝し、グランドスラム初のタイトルを獲得。この優勝はイタリア人女性として初のグランドスラム優勝となった。
>>全仏オープン女子ダブルスドロー表<<
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