テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)が主催者推薦で出場の
F・アルゲロ(アルゼンチン)に6-3, 6-3, 6-1のストレートで勝利し、大会初優勝へ向け前進した。
>>全仏オープン関連商品はコチラ<<両者は今回が初の対戦となった。
この試合、マレーはアルゲロの強烈なショットに押され気味だったが、フレームショットの多いアルゲロのバックハンドにボールを集め、強力なフォアハンドを封じた。
試合を通して、マレーはアルゲロに第1セットで1ブレークを許すも、その後は1度もブレークチャンスを与えず、自身は5度のブレークに成功。アルゲロの向かってくるプレーに凡ミスをしてしまう場面も見られたが、終始試合の主導権を握っていたのはマレーだった。
最後はマレーが圧倒的な力の差を見せ、アルゲロのフォアハンドがアウトして1時間44分で2回戦進出を決めた。
マレーは今年の4月に結婚。その後に行われた大会では1度も負けておらず、今回の勝利によって11連勝となった。(BNLイタリア国際男子2回戦の予定だった
D・ゴファン(ベルギー)戦は疲労のため、棄権を申し入れている)
4月に行われたBMWオープンでクレー大会初の優勝を飾ると、全仏オープンの前哨戦の1つであるムチュア・マドリッド・オープン男子で、
M・ラオニチ(カナダ)、
錦織圭(日本)らを破って決勝に進出。決勝では、クレー王者である
R・ナダル(スペイン)にストレートで勝利してタイトルを獲得した。
マドリッド・オープンでナダルを破り勢いに乗っているマレーは、優勝候補の1人であることは間違いない。
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