女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額2,183,600ユーロ/優勝賞金400,250ユーロ)は15日、女子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が同胞で予選勝ち上がりの
A・ドゥルゲル(ルーマニア)を6-1, 6-0で圧勝し、準決勝進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ハレプは角度ある深いショットからネットプレーを決め、リターンでも攻めていき、最後はドゥルゲルのリターンがアウトしてハレプが第1セットを先取。
第2セットでもハレプは、角度ある鋭いストロークでウィナーを決め、終始主導権を握った。そして最後は、前に出されたハレプがアングルショットを決めて56分で勝利をものにした。
準決勝でハレプは、第4シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)を下した第10シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)と対戦する。
過去同大会でハレプは、2013年に準決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも、
A・ラドワンスカ(ポーランド)、
J・ヤンコビッチ(セルビア)らを破ってベスト4進出を決めており、昨年はスアレス・ナバロとの3回戦を前に棄権を申し入れてベスト8入りを逃していた。
今大会は初戦となった2回戦で
A・リスケ(アメリカ)を6-3, 6-0、3回戦で第14シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-1、そして今回ドゥルゲルを6-1, 6-0とここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきている。
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