男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は13日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランク12位の
V・トロイキ(セルビア)が第11シードの
F・ロペス(スペイン)を6-7 (2-7), 6-4, 6-3のフルセットの末に破り、第5シードの
錦織圭(日本)との3回戦へ進んだ。
両者は今回が初の対戦となった。
第1セットは両者1度のブレークに成功してタイブレークに突入するも、トロイキはロペスにリードを許して2-7で第1セットを落とす。
第2セット、トロイキはロペスに4度のブレークチャンスを与えるも全て凌ぎ、自身は1度のブレークチャンスをものにして勝敗をファイナルセットへ持ち越す。
ファイナルセット、トロイキは第2セットでの勢いのまま、ロペスにブレークをする隙を与えずに1度のブレークに成功して2時間14分の接戦を制し、3回戦進出を決めた。
勝利したトロイキは、3回戦で第5シードの錦織と対戦する。
錦織とトロイキは過去3度対戦しており、直近ではマイアミ・オープン男子2回戦で対戦し、その時は錦織が勝利している。
《錦織vsトロイキ マイアミ・オープン2回戦》現在世界ランク34位のトロイキは、2013年4月に行われたモンテカルロ・マスターズの際に血液検査を拒否したことが原因で、国際テニス連盟からその年の7月に大会出場停止を命じられ、2014年7月に行われたクレディ・アグリコル・スイス・オープンで約1年ぶりにツアー復帰を果たした。
《トロイキ 復帰後ツアー初優勝》
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