男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は11日、男子シングルス1回戦が行われ、
R・ガスケ(フランス)が予選勝ち上がりのT・ファビアーノ(イタリア)を6-1, 7-6 (7-0)のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ガスケはファーストサービスの確率があまり良くなかったものの、ファビアーノのサービスゲームを第1セットで2度、第2セットで1度ブレークに成功し、1時間26分で勝利した。
2回戦でガスケは、第7シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
過去同大会でガスケは、2011年に準決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れるも3回戦で
R・フェデラー(スイス)、準々決勝で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を破ってベスト4進出を果たしており、2012年は3回戦で
A・マレー(英国)を撃破している。しかし、その後の準々決勝ではフェレールにストレートで敗れている。
世界ランク21位のガスケは、今季2月に行われた南フランス・オープン決勝で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)の体調不良による途中棄権で今季初の優勝を飾った。しかし、その後はドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権の準々決勝、BNPパリバ・オープン2回戦といずれも途中棄権しており、マイアミ・オープンは欠場となっていた。
BNPパリバ・オープン以来の大会出場となったエストリル・オープン男子では、決勝で勢いのある
N・キリオス(オーストラリア)を下して今季2度目で自身12度目のタイトルを獲得した。
エストリル・オープン男子で12度目のタイトル獲得となったガスケは、同胞の
G・シモン(フランス)と優勝回数で並び、
Y・ノア(フランス)の持つ23度に次いでオープン化以降フランス人として2番目のタイトル獲得選手となった。
《ガスケ「自分にとって最高の事」》
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