男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は30日、シングルス2回戦が行われ、
D・ティエム(オーストリア)が第8シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)を6-3, 6-0のストレートで破り、ベスト8進出を決めた。
両者は初の対戦となった。
第1セット、ティエムはフォニュイーニに2度のブレークを許すも、自身は7度のブレークチャンスから4度のブレークに成功し、第1セットを先取する。
第2セット、ティエムはファーストサービスが入った時に91パーセントの確率でポイントを獲得し、フォニュイーニにブレークをする隙を与えなかった。ティエムは5度のブレークチャンスから3度のブレークに成功し、わずか56分で勝利をものにしてベスト8進出を決めた。
準々決勝でティエムは、先日のバルセロナ・オープン決勝で
錦織圭(日本)と対戦した
P・アンドゥハル(スペイン)が股関節の痛みにより棄権となり、準々決勝に駒を進めた
G・メルツァー(オーストリア)と対戦する。
ティエムは、3月に行われたマイアミオープン準々決勝で
A・マレー(英国)にフルセットの末に敗れており、今大会で勝ち上がれば、第1シードのマレーと対戦する可能性がある。
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