男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるエストリル・オープン男子(ポルトガル/エストリル、クレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は30日、シングルス2回戦が行われ、18歳の
B・コリッチ(クロアチア)が主催者推薦枠で出場の
R・マシャド(ポルトガル)を6-4, 5-7, 6-1のフルセットの末に下し、ベスト8進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、コリッチはファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得。マシャドのサービスゲームを4度ブレークに成功し、2時間27分の接戦をものにした。
準々決勝でコリッチは、
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。
18歳のコリッチは、2月に行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子にラッキールーザーで本戦入りを果たし、準々決勝では
A・マレー(英国)を破る快進撃を見せて自身2度目となるATPツアーでの準決勝進出を決めた。
《コリッチ「幸運が転がり込んだ」》さらに、年末は102位だった世界ランキングを徐々に上げていき、現在では55位にまでランクを上げた。
一方、コリッチと準々決勝で対戦するガルシア=ロペスは、今年2月に行われたPBZザグレブ・インドアで優勝し、先週行われたBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーでもタイトル獲得を果たしている。
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