男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるイスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、クレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は30日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
A・ゴルベフ(カザフスタン)を6-3, 6-2のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
両者は今回が2度目の対戦となり、ディミトロフはゴルベフとの対戦成績を2勝0敗とした。
この試合、ディミトロフはファーストサービスが入った時に88パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ゴルベフに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開した。
さらにゴルベフのサービスゲームを第1セットで1度、第2セットで2度ブレークに成功して1時間4分で勝利をおさめた。
準々決勝でディミトロフは、
I・ドディグ(クロアチア)と対戦する。
世界ランク11位のディミトロフは今シーズン、ブリスベン国際男子でベスト4進出を果たすも、その後出場した5大会ではベスト8進出を前に敗れている。
先日行われたモンテカルロ・ロレックス・マスターズ3回戦で、昨年覇者の
S・ワウリンカ(スイス)に快勝して2年ぶりのベスト8入りを決めた。今回はイスタンブール・オープン第1回大会で今季初のタイトル獲得を狙う。
《モンテカルロの対戦記事はこちら》今大会のシード勢が順当に勝ち上がった場合、ディミトロフは準決勝で第3シードの
P・クエバス(ウルグアイ)、決勝では第1シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する可能性がある。
また、同日行われたシングルス2回戦では、第3シードのクエバスが予選勝ち上がりの
T・ガバシュビリ(ロシア)を4-6, 6-4, 6-4の逆転、
T・ベルッチ(ブラジル)が
D・イストミン(ウズベキスタン)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで下し、それぞれベスト8進出を決めている。
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