男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は27日、シングルス1回戦が行われ、34歳の
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)が元世界ランク12位の
V・トロイキ(セルビア)と対戦し、7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り、2回戦進出を決めた。
両者は2度目の対戦となり、今回エストレージャ=ブルゴスが勝利したことで対戦成績を1勝1敗とした。
この試合第1セット、エストレージャ=ブルゴスはトロイキに2度のブレークチャンスを与えるが全て凌ぎ、両者サービスキープのままタイブレークに突入するも、7-4で第1セットを先取する。
第2セット、エストレージャ=ブルゴスはトロイキに1度もブレークチャンスを与えず、自身は2度のブレークチャンスから1度のブレークに成功して、1時間37分で勝利した。
勝利したエストレージャ=ブルゴスは、2月に行われたエクアドル・オープンでATPツアー初のタイトル獲得すると共に、最年長記録を達成した。
《初優勝の34歳エストレージャ=ブルゴス 最年長記録達成》また、敗れたトロイキは、2013年4月に行われたモンテカルロ・マスターズの際に血液検査を拒否したことが原因で、国際テニス連盟からその年の7月に18ヶ月の出場停止を命じられており、2014年7月に行われたクレディ・アグリコル・スイス・オープンで約1年ぶりにツアー復帰を果たしている。
《元12位トロイキ 出場停止から復帰》ツアーから離れていたトロイキは世界ランクを847位にまで落とすも、今では世界ランク33位まで上がってきている。
2回戦は第3シードで世界ランク16位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
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