バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル 準決勝
○錦織 圭(1) vs. ●M・クリザン(14)
【第1セット】6-1
【第2セット】6-2
男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は25日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
錦織圭(日本)が第14シードの
M・クリザン(スロバキア)6-1, 6-2のストレートで下し、2年連続決勝進出を決めた。
▼ 第2セット ▼第1ゲーム
クリザンのサービスで始まった第2セット、錦織が0-30とリードする。しかしクリザンが追いつき40-30とする。ここで錦織はラケットを替えアングルショットを決めデュースに追いつく。
17分に渡るこのゲームはクリザンが3度のブレークチャンスをしのぎキープする。
第2ゲーム
錦織はゲームポイントでダブルフォルトを犯すがわずか3分でキープに成功する。
第3ゲーム
クリザンがサービスのこのゲーム、錦織は30-40とこのゲームもチャンスを掴むがクリザンがドロップショットを決める。
しかし2度目のブレークチャンスで錦織がフォアハンドの逆クロスを決め先にブレークに成功する。
第4ゲーム
錦織は30-30の場面でサービスエース、最後はファーストサービスを決めショートポイントでキープする。
第5ゲーム
錦織がポイント先行し15-40とブレークチャンスが訪れる。デュースとなるが3度目のチャンスでバックハンドのリターンエースを決めブレークに成功、4ゲーム連取する。
第6ゲーム
錦織がサービスのこのゲーム、クリザンに2ポイント与えるもキープに成功、5ゲーム連取する。
第7ゲーム
クリザンが粘りを見せサービスキープに成功する。
第8ゲーム
錦織は最後バックハンドを決め1時間17分で勝利した。
▼ 第1セット ▼第1ゲーム
錦織のサービスで始まったこの試合、ドロップショットをネットにかけ1ポイント落とすが危なげなくキープに成功する。
第2ゲーム
錦織はストロークで攻めクリザンを後ろに追いやる。40-15とチャンスを掴むと1度のチャンスでブレークに成功する。
第3ゲーム
ブレーク直後のゲームで錦織は15-40とピンチが訪れる。2度のブレークポイントをしのいだ錦織は、センターへサービスエースを決め、ファーストサービスを決めキープに成功する。
第4ゲーム
クリザンがサービスのこのゲーム、錦織はラブゲームでブレークに成功。クリザンはサービスゲームを2ゲーム行うが1ポイントしか取れていない。
第5ゲーム
錦織は1度リターンエースを決められるもサービスキープ、5ゲーム連取する。
第6ゲーム
クリザンは40-0から錦織にリターンエースを決められるが、この試合初めてサービスキープに成功する。
第7ゲーム
錦織がサービスのこのゲーム、リターンエースを決められ15-15とするとクリザンにウィナーを決められ15-40とブレークチャンスを与える。しかしドロップショット、バックハンドのダウンザラインを決め追いつく。錦織はダブルフォルトを犯すも2度のブレークチャンスをしのぎ最後はバックハンドのスライスを決め29分で第1セットを先取する。
錦織とクリザンは2度目の対戦で、昨年の全仏オープン1回戦で対戦している。
その時は錦織が敗れ1回戦敗退となったが、錦織はその時足を負傷していたため、万全の体調ではなかった。
今回錦織にとって昨年の全仏オープンのリベンジ戦となる。
錦織とクリザンの準決勝は、日本時間4月25日20時半(現地時間4月25日13時半)から行われ、ピスタ・セントラルの第1試合に組まれている。
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