男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は23日、シングルス3回戦が行われ、第3シードの
D・フェレール(スペイン)が主催者推薦枠で出場のE・イメール(スウェーデン)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
33歳のフェレールと19歳のイメールの試合は、第1セット第2ゲームでフェレールがブレークに成功すると一気に5ゲーム連取する。第6ゲームで・イメールがようやくキープに成功すると、第1セットだけで5度のダブルフォルトを犯したフェレールは第7ゲームでブレークを許すが、第9ゲームをキープし第1セットを先取する。
第2セットに入り、フェレールは第2ゲームでブレークを許し4ゲーム連取される。しかしここからフェレールが巻き返し、6ゲーム連取しフェレールが1時間26分で勝利した。
両者は初対戦で、勝利したフェレールは準々決勝で
B・ペール(フランス)を6-4, 7-6 (8-6)で下した第12シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
フェレールは1月に行われたカタール・エクソンモービル・オープン、2月に行われたリオ・オープン、アビエルト・メキシコ・テルセルで優勝、すでに3勝をあげている。
《フェレール リオ・オープン優勝2015年》バルセロナ・オープンの成績は準優勝が最高で、2008・2009・2011・2012年でいずれも
R・ナダル(スペイン)に敗れている。今大会でナダルとは準決勝で対戦する可能性があったが、3回戦で第13シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)に敗れており、フェレールにとっては勝ち進みやすいドローとなっている。
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