男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は23日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
錦織圭(日本)が第15シードの
S・ヒラルド(コロンビア)を6-2, 6-1で下し、ベスト8進出を決めた。
試合を終え錦織は会見で試合を振り返り、「全体的に良かったと思います。悪いところもなかったですし、1セット目も本当に長いラリーが多くてポイント差もそんなに変わらなかったですが、その中でも大事なポイントを取ってブレークできたり、キープできました。ブレークされてもすぐしっかり流れを戻して、後半になるにつれていいプレーが出来ていたので、いいテニスが出来ていると思います。」
対戦相手のヒラルドについて、「冷静にプレーできました。(ヒラルドの強打が)毎回入らないと思っていましたし、しっかり自分のプレーを最後まで貫いて、相手が強いボールを打ってきても深いボールを返してミスを減らすようにしていました。ミス待ちのテニスにならないようにしました。」
1回戦と比べ、「1回戦の時よりもラリーが長くなり、ものにできていたので、クレー特有の長いラリーになれて無理せず相手が仕掛けるのを待ったり、うまく駆け引きが出来ているので良くなっていると思います。」
フットワークについて、「クレーでは特にフットワークを意識しています。ハード(コート)では左右の動きが多きけど、クレーではさらに前後の動きも出てきます。しっかり胸の高さで打てるよう意識して足を動かしています。」
準決勝で対戦する第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)について、「また一段と強い相手になるのでタフな試合になると思います。また長いラリーになると思うので、強い相手でもしっかり自分のプレーを心がければ勝てるチャンスがあると思います。」と応えた。
《コメントはBS朝日から抜粋》
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