男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第14シードの
M・クリザン(スロバキア)が第9シードの
T・ロブレド(スペイン)に7-6 (7-5), 6-4のストレートで勝利しベスト4進出、準決勝で第1シードの
錦織圭(日本)と対戦を決めた。
この試合第1セット、両者サービスキープが続き、クリザンは1度、ロブレドは5度のブレークチャンスを活かすことができずタイブレークに突入する。タイブレークではクリザンが7-5で接戦をものにする。
続く第2セット、クリザンは1度のブレークチャンスをしのぎ、2度のブレークチャンスから1度のブレークに成功し、1時間37分でクリザンが勝利して準決勝進出を決めた。
両者は今回が初の対戦となり、勝利したクリザンは、準決勝で錦織と対戦する。
錦織とクリザンは2度目の対戦で、昨年の全仏オープン1回戦で対戦している。
その時は錦織が敗れ1回戦敗退としていたが、錦織はその時足を負傷していたため、万全の体調ではなかった。
今回錦織は故障もなく順調に勝ち上がっており、クリザンへリベンジしたいところだ。
《錦織vsクリザン 全仏オープン2014年》一方敗れたロブレドは、元世界ランク5位であり、クレーを得意としていることから勝ち上がってくるかと思われたが、第1セットで5度のチャンスを生かせなかったロブレドは、第2セットに入り1度しかチャンスを掴むことができず、クリザンにブレークを許し、やむなく準々決勝で姿を消すこととなった。
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