女子テニスの国別対抗戦フェドカップ ワールドグループ 準決勝、ロシア対ドイツは3勝2敗でロシアが勝利し、ロシアが2年ぶり決勝進出を決めた。
ロシアのソチで行われたこの対戦、ロシアは世界ランク2位の
M・シャラポワ(ロシア)が足の怪我のため欠場とエース不在で試合に臨むも、初日の18日は同ランク27位の
S・クズネツォワ(ロシア)が同ランク63位の
J・ゴルゲス(ドイツ)、同ランク38位の
A・パブリュチェンコワ(ロシア)が同ランク19位の
S・リシキ(ドイツ)を下しシングルで2勝をあげ、決勝進出に王手をかける。
しかし2日目の19日、クズネツォワは同ランク11位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)に、パブリュチェンコワは同ランク14位の
A・ケルバー(ドイツ)に敗れ2勝2敗とする。
最終戦のダブルスでロシアはパブリュチェンコワ/
E・ヴェスニナ(ロシア)組、ドイツはリシキ/ ペトコビッチ組で臨む。
結果はパブリュチェンコワ/ ヴェスニナ組が6-2, 6-3のストレートで下し勝利した。
ドイツは昨年の準優勝国で、ペトコビッチ、ケルバー、リシキのTOP20選手3人を起用するも敗れた。
勝利したロシアは2008年以来7年ぶり優勝を狙い、決勝で2連覇を狙うチェコ共和国と対戦する。
チェコ共和国は準決勝でフランスを3-1で下し勝利している。チェコ共和国は同ランク4位の
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、同ランク12位の
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、同ランク13位の
L・サファロバ(チェコ共和国)、同ランク23位の
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を擁し、盤石の布陣で臨んでいる。
シャラポワが来年のリオデジャネイロ・オリンピックに出場するには、2度フェドカップに参加しなければならない。
ロシア対ドイツの結果は以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:
●S・クズネツォワ vs
○J・ゴルゲス 6-4, 6-4
・シングルス第2試合:
○A・パブリュチェンコワ vs
●S・リシキ 4-6, 7-6 (7-4), 6-3
【大会2日目】
・シングルス第1試合:
○S・クズネツォワ vs
●A・ペトコビッチ 2-6, 1-6
・シングルス第2試合:
●A・パブリュチェンコワ vs
○A・ケルバー 1-6, 0-6
・ダブルス:
○A・パブリュチェンコワ/ E・ヴェスニナ vs
●S・リシキ/ A・ペトコビッチ 6-2, 6-3
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