男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー、賞金総額549,230ドル、優勝賞金88,800ドル)は6日、シングルス1回戦が行われ、第8シードで地元期待の
S・クエリー(アメリカ)と世界ランク78位の
M・マトセビッチ(オーストラリア)の試合は4-1とクエリーがリードした場面でマトセビッチの左足の怪我のため棄権し、クエリーが2回戦進出を決めた。
両者は4度目の対戦となり、クエリーはマトセビッチに2勝2敗とした。
勝利したクエリーは2回戦で
D・ヤング(アメリカ)と
S・ジョンソン(アメリカ)の勝者と対戦する。
クエリーは過去同大会2010年で準優勝、昨年は
N・アルマグロ(スペイン)との準決勝を前に棄権するもベスト4進出している。
27歳のクエリーの自己最高位は2011年1月に記録した17位が最高で、現在は42位と落としているがアメリカ勢では
J・イズナー(アメリカ)に続き2番手に位置している。
今年の2月に行われたメンフィス・オープン準決勝では
錦織圭(日本)と対戦し、逆転で敗れるもフルセットまで追い詰める大健闘をみせた。
《クエリー vs 錦織 メンフィス・オープン準決勝》同大会にはアメリカ人選手が多く出場しており、クエリーの他に第4シードのイズナー、クエリーと対戦する可能性があるヤングとジョンソン、
J・ソック(アメリカ)、
T・スミチェク(アメリカ)、ダブルスには
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組、
E・バトラック(アメリカ)、
S・リプスキー(アメリカ)らが出場している。
この日行われたシングルス1回戦の結果は以下の通り。
○
S・グロス(オーストラリア) vs
●
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国) 7-6 (7-3), 6-4
○S・クエリー(8) vs
●M・マトセビッチ 4-1 途中棄権
○
添田豪(日本) vs
●
L・ヒューイット(オーストラリア)(WC) 4-6, 7-6 (7-3), 6-3
○
F・デルボニス(アルゼンチン) vs
●
R・ベランキス(リトアニア) 6-2, 7-6 (7-5)
■関連ニュース■ ・添田 元王者ヒューイット撃破・ダニエル 太郎 今季2度目の本戦・元王者ナダル 5位陥落
■最新ニュース■ ・準優勝の26歳 初のTOP10入り・クルム伊達「前向きに捉える」・土居 4大会連続で初戦敗退
■最新動画■ ・昨シーズンに躍進したヒラルド特集・ツアー初優勝の34歳が最年長記録達成