女子テニスツアーのファミリー・サークル・カップ(アメリカ/チャールストン、クレー、賞金総額731,000ドル、優勝賞金124,000ドル)は5日、シングルス予選決勝が行われ、予選第5シードの
クルム伊達公子(日本)は予選第13シードで世界ランク154位のL・シーゲムント(ドイツ)に0-6, 1-6のストレートで敗れ、本戦出場を逃した。
クルム伊達はこの試合、5度のブレークを許し1時間で敗れた。
クルム伊達は試合後に自身のブログを更新し、「決して悪いテニスじゃなかったんだけどリズムを完全に握られ、打開策を見出せないまま幾度とあるチャンスの時には運も味方せず流れは離されるばかり。」
「連戦となった今日は、やはり体は重く相手のプレースタイルからさらに重さを感じさせられるプレーをさせられ、しかも私にはパワーが伝わらないパターンが彼女の強みでもあり、悪循環の連続。難しい相手だとはわかっていたけど…」と綴っている。
しかし「終わってしまった今は、怪我に悪化はなく2試合戦えたことを前向きに捉えるしかない。」と前向きな発言もあり、ダブルスに
O・サウチュック(ウクライナ)と組み出場し、シングルスもラッキールーザーのサインをし、本戦出場のチャンスを狙う。
クルム伊達/ サウチュック組は1回戦で第2シードの
R・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/
A・スピアズ(アメリカ)組と対戦する。
また、同日に行われたシングルス予選決勝で17歳の
大坂なおみ(日本)は予選第8シードの
D・コビニッチ(モンテネグロ)に6-4, 3-6, 6-7 (8-10)の逆転で敗れ本戦出場を逃している。
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