男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金29万5千ドル)は21日、ダブルス決勝が行われ、第8シードの
V・ポスピシル(カナダ)/
J・ソック(アメリカ)組が
S・ボレッリ(イタリア)/
F・フォニュイーニ(イタリア)組を6-4, 6-7 (3-7), [10-7]の接戦の末に下し、マスターズ初のタイトルを獲得した。
この試合、ポスピシル/ ソック組はファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得し、ボレッリ/ フォニュイーニ組のサービスゲームを2度ブレークに成功して1時間43分で優勝を決めた。
優勝したポスピシル/ ソック組は、昨年のウィンブルドンでグランドスラム初のタイトルを獲得し、その後アトランタ・オープンで優勝、W&Sマスターズで準優勝と好成績を残してきており、今回はマスターズ初のタイトルを獲得した。
《ウィンブルドン優勝の記事はこちら》今大会は準々決勝で第1シードの
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組を逆転で破り、準決勝では
M・マトコウスキー(ポーランド)/
N・ジモニッチ(セルビア)組に勝利しての決勝進出となった。
一方、敗れたボレッリ/ フォニュイーニ組は、今年の全豪オープンでグランドスラム初の優勝を飾っており、その後はデビスカップでもペアを組んで出場して勝利をあげた。
《イタリア組 全豪で初優勝飾る》今大会は第3シードの
J・ベネトー(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組、
P・カレノ=ブスタ(スペイン)/
R・ナダル(スペイン)組、第2シードの
I・ドディグ(クロアチア)/
M・メロ(ブラジル)組らを下し勝ち進むも決勝では惜しくも敗れて準優勝となった。
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