女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は14日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)や第4シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第5シードの
A・イバノビッチ(セルビア)、第6シードの
E・ブシャール(カナダ)ら上位シード勢が順当に3回戦進出した。
シャラポワは
Y・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-1, 7-5、ウォズニアキは予選勝ち上がりの
O・ジャブール(チュニジア)を7-6 (7-3), 6-4、イバノビッチは予選勝ち上がりの
Y・プチンセワ(カザフスタン)を6-3, 6-1、ブシャールは予選勝ち上がりの
L・フラデカ(チェコ共和国)を6-2, 6-2で下し、3回戦に進んだ。
この日行われた試合でシード勢が敗れたのは第9シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)で、予選勝ち上がりの世界ランク85位の
L・ツレンコ(ウクライナ)に3-6, 6-4, 4-6のフルセットで敗れている。
今年の全豪オープンで昨年のウィンブルドン覇者
P・クヴィトバ(チェコ共和国)らを下しベスト4進出した20歳の
M・キーズ(アメリカ)は第16シードとして出場し、世界ランク88位の
K・クーカロバ(チェコ共和国)を6-3, 6-2で快勝し同大会5度目の出場にして初めて3回戦に進んだ。
《キーズ 全豪オープンベスト4進出》アビエルト・メキシコ・テルセル、モンテレイ・オープンと2週連続準優勝と好調の第25シードの
C・ガルシア(フランス)は予選勝者の
P・エルコグ(スロベニア)に6-4, 6-7 (5-7), 6-4、2時間17分の接戦を制し、大会初の3回戦進出を決めている。
次世代の女王として注目の集まる18歳、今大会第31シードの
B・ベンチッチ(スイス)は世界ランク65位の
B・ヨバノフスキ(セルビア)を6-2, 7-6 (7-2)のストレートで下し、2年連続2度目の出場で初の3回戦進出とした。
昨年の全豪オープンの時に怪我をしてからランキングを下げている元女王、
V・アザレンカ(ベラルーシ)は第32シードで出場し、世界ランク61位の
K・フリッペンス(ベルギー)を6-2, 6-4で下し、シャラポワとの対戦に駒を進めた。
地元期待、主催者推薦で出場の18歳
T・タウンセンド(アメリカ)は第21シードの
S・ストーサー(オーストラリア)に4-6, 2-6で敗れ、第13シードの
A・ケルバー(ドイツ)を破った
S・スティーブンス(アメリカ)に続き、大勝利を上げる事は出来なかった。
この日は女子シングルスのボトムハーフの対戦が行われ、ボトムハーフではペトコビッチ以外のシード勢が3回戦に進み、ほぼ順当に上位シード勢が3回戦に進んでいる。
ウォズニアキは3回戦でベンチッチ、イバノビッチはガルシア、ブシャールは第30シードの
C・バンデウェイ(アメリカ)、キーズは第18シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。
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