男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル男子(メキシコ/アカプルコ、ハード、賞金総額1,548,755ドル、優勝賞金343,000ドル)の決勝で、
D・フェレール(スペイン)に敗れるも大会初の準優勝を果たし、大会後に発表された世界ランキングでは
A・マレー(英国)を抜いて4位に浮上、自己最高位を更新した
錦織圭(日本)について
松岡修造(日本)氏が自身の公式ブログに想いを綴った。
《錦織4位浮上 自己最高位更新》修造氏は「男子日本人選手が世界の4位になるということを表現してみろと言われても、言葉で表せないし、説明もできないくらいの快挙であるとしか言いようがない。」と想いを露わにした。
「この2大会、観ていて明らかに相手が変化してしまう時がある。それは、圭がギアを上げたとき。相手はどうしようもない状態になってしまうことだ。お手上げ状態になるということ。」
「だから、アカプルコ大会の準決勝、2メートル4センチの
K・アンダーソン(南アフリカ)に対し、ファイナルセットでいきなりサービスゲームをブレークされても、圭がギアを上げればすぐに挽回できる。その圭のギアを上げた時の恐ろしさも相手は感じているからこそミスもでる。まさに、横綱級のテニスになってきているのだ。」とメンフィス・オープン、アビエルト・メキシコ・テルセル男子での錦織のテニスについて綴った。
また、錦織について「コメントも、そしてテニスもゆとりをもった"ゆとりプレイヤー"」と綴っており、続けて「圭には、日本人ならではの"ゆとり"という武器がある。ゆとりを辞書で調べると"無理なく、余裕があり、窮屈でない状態"。」
「これから凄まじいプレッシャーが選手からも周りからもかかるなか、まさにゆとりには、圭が世界一に行くための大事な要素が含まれている。」と修造氏ならではの分析をしている。
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