男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル男子(メキシコ/アカプルコ、ハード、賞金総額1,548,755ドル、優勝賞金343,000ドル)は27日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
D・フェレール(スペイン)が予選勝ち上がりの
R・ハリソン(アメリカ)を4-6, 6-0, 6-0の逆転で下し、第1シードの
錦織圭(日本)と決勝で対戦することが決まった。
この試合、フェレールはファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得し、第1セットでフェレールに1度ブレークを許して先行されるも、第2・第3セットとともに3度ずつブレークに成功して1時間51分で決勝進出を決めた。
今大会の決勝で対戦する錦織とフェレールは、過去に10度対戦しており、対戦成績は7勝3敗で錦織がリードしている。
昨シーズンは4度対戦しており、4戦とも錦織がフルセットの末に勝利をおさめている。1月に行われた全豪オープン4回戦でも対戦しており、その時は錦織がストレートで下して3年ぶり2度目のベスト8進出を果たし、現在フェレールに5連勝中となっている。
《錦織「全部本当によかった」》錦織は同日行われたシングルス準決勝で、第4シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)をフルセットの末に下し、先日のメンフィス・オープンに続き2大会連続優勝まであと1勝とした。
《錦織4位確定 2大会連続V王手》現在世界ランク5位の錦織は、今週ドバイで行われているドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子に出場している世界ランク3位の
A・マレー(英国)が準々決勝で敗れたため、今回錦織がアンダーソンに勝利したことにより4位になることが確定となる。
さらに決勝でフェレールに勝利し、
R・ナダル(スペイン)が現在行われているアルゼンチン・オープンで優勝とはならなかった場合、世界4位のナダルも抜き3位に浮上し、日本人選手として
クルム伊達公子(日本)(※当時は伊達公子)が1995年に記録した4位を抜く可能性がある。
一方、錦織と対戦するフェレールは、今シーズンは3大会に出場しており、そのうち2大会で優勝を飾っている。今季唯一敗れた試合は、全豪オープン4回戦での錦織との試合だった。
錦織とフェレールの試合は、日本時間3月1日午後12時(現地時間2月28日21時)以降に開始する予定で、セントラルコートの第3試合に組まれている。
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