男子テニスツアーで、PBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、ハード、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金439,405ユーロ)は5日、シングルス2回戦が行われ、
添田豪(日本)は第7シードの
V・トロイキ(セルビア)に3-6, 1-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、添田豪はトロイキに10本のサービスエースを決められ、ファーストサービスが入った時に96パーセントの確率でポイントを取られた。さらに4度のブレークを許して54分で準々決勝進出を逃した。
添田豪は、先日行われた全豪オープン2回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れるも、1回戦で予選勝ち上がりのE・イメール(スウェーデン)と対戦し、フルセットの末に下して2年ぶり2度目の2回戦進出を決めた。
《添田 応援が「本当に力強かった」》今回は、同大会に初出場となり、1回戦で予選勝者の
M・バッヒンガー(ドイツ)を下して2回戦進出を決めるも、元世界ランク12位のトロイキに敗れることとなった。
《添田 1回戦の記事はこちら》一方、トロイキは2013年4月に行われたモンテカルロ・マスターズの際に血液検査を拒否したことが原因で、国際テニス連盟からその年の7月に18ヶ月の出場停止を命じられており、2014年7月に行われたクレディ・アグリコル・スイス・オープンで約1年ぶりにツアー復帰を果たした。
ツアーから離れていたトロイキは一時期、世界ランクを847位にまで落とすも、今では46位にまでランクを上げている。
今季初めに行われたアピア国際シドニー男子では、決勝で
M・ククシュキン(カザフスタン)に勝利して復帰後初のタイトルでツアー2勝目をあげた。
《トロイキ 復帰後初の優勝飾る》添田豪に勝利したトロイキは、準々決勝で第3シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。
5日に行われた結果は以下の通り。
○G・ガルシア=ロペス(3) vs
●
D・ズムル(ボスニア) 6-1, 6-1
○V・トロイキ(7) vs
●添田豪 6-3, 6-1
○
A・セッピ(イタリア)(5) vs
●
J・ワード(英国) 7-5, 6-7 (4-7), 6-3
○
R・ベランキス(リトアニア) vs
●
G・ミュラー(ルクセンブルグ)(4) 3-6, 7-6 (7-5), 6-4
○
M・グラノジェルス(スペイン)(8) vs
●
I・ドディグ(クロアチア) 7-6 (7-3), 4-6, 6-1
○
I・セイスリン(オランダ) vs
●
A・マンナリノ(フランス)(2) 7-6 (7-3), 4-6, 6-1
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