男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、ハード、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金439,405ユーロ)は4日、シングルス2回戦が行われ、元世界ランク8位の
M・バグダティス(キプロス)が第1シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を3-6, 7-6 (7-5), 7-6 (9-7)の接戦の末に下し、ベスト8進出を決めた。
両者は今回が3度目の対戦となり、バグダティスはカルロビッチとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。
この試合、バグダティスはカルロビッチに26本のサービスエースを決められ、第1セットで1度ブレーク許して先行されるも、ファーストサービスが入った時に86パーセントと高い確率でポイントを獲得し、第2・第3セットのタイブレークを共に制して勝利をおさめた。
準々決勝でバグダティスは、第6シードの
M・ユーズニー(ロシア)と対戦する。
元世界ランク8位のバグダティスは、今大会の1回戦で主催者推薦枠で出場のT・アンドロイク(クロアチア)を6-7 (3-7), 6-2, 6-3の逆転で下しており、今回は2試合連続で逆転勝利となった。
過去同大会では、2007年に大会初出場で優勝を飾っており、昨年は予選に出場するも予選1回戦で姿を消した。
先日行われた全豪オープンでは、3回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦し、フルセットの末に敗れて4回戦進出とはならなかった。
《全豪オープンの記事はこちら》一方、敗れたビッグサーバーのカルロビッチは、今季初めに行われたカタール・エクソンモービル・オープン1回戦、
L・ロソル(チェコ共和国)との試合でサービスエース数がキャリア通算9,000本を達成し、歴代3位のエース数を記録。準々決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)を撃破してベスト4進出を決めていた。
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