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錦織「終始苦しい展開だった」

先日行われたテニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)4回戦でD・フェレール(スペイン)をストレートで退け、3年ぶり2度目のベスト8進出を決めるも、準々決勝で昨年覇者のS・ワウリンカ(スイス)に敗れて大会初の4強入りを逃した錦織圭(日本)が、自身の公式ブログにワウリンカ戦について綴った。

《錦織「今までにない経験できた」》

「バブリンカの試合の時はファーストサーブの確率がガックリ下がってしまいました。その中でも解決策を見つけないといけないのですが、3セット目までなかなかいいプレーが出せませんでした。」と振り返った。

「序盤からストロークですごく押されてる気がしてどんどんプレッシャーをかけられ、焦ってしまったり球が浅くなったりして。彼の強烈なストロークに対応できませんでした。相手のサーブも良く、なかなかブレークチャンスが来ず終始苦しい展開でした。」

「3セット目はやっとサーブが入りだし、サーブ&ボレーなども混ぜ調子が上がりだしてキープもすんなりできるゲームが増えてきました。でも少し遅すぎましたね。タイブレークも1-6から追いついたんですが、最後取りきれませんでした。」と綴った。

また「敗因としてはサーブが入んなかったこととストロークも全体的に浅くなったとこですかね。あと前回プレーしたときと逆をつかれることも多く、作戦を変えられ上手く対応できませんでした。」とワウリンカ戦を振り返った。

錦織とワウリンカの対戦成績は、1勝3敗と錦織が負け越しているが、前回対戦した昨年の全米オープン準々決勝では、錦織が4時間14分に及ぶ大激闘の末に勝利していた。

《全米オープン時の記事はこちら》

しかし、全豪オープンでは、なかなか自分のペースを掴むことが出来ず、ワウリンカに全米オープンの時のリベンジを許すこととなった。

全豪オープンをベスト8で終えた錦織は、2月9日から行われるメンフィス・オープンに、ディフェンディング・チャンピオンとして出場を予定しており、自身初の3連覇を狙う。その後は1週空いて、2月23日からのアビエルト・メキシコ・テルセル男子にも出場を予定している。


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(2015年2月4日11時04分)

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