テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は28日、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
錦織圭(日本)は全豪オープン昨年覇者で今大会第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)に3-6, 4-6, 6-7 (6-8)のストレートで敗れ、自身初の全豪オープンベスト4進出を逃した。
試合を終え、錦織は
松岡修造(日本)氏とのインタビューを行った。
-Q.グランドスラムベスト8進出という結果についてどう考えていますか?
「今はまだ結果を受け止められないですが、今までにないくらい最初は相手に押されていたり、苦しい中1・2・3回戦を勝って、
D・フェレール(スペイン)にはいい形で勝てて、今までにない経験ができました。」
-Q.今日のワウリンカ戦で(錦織)圭らしくなかったですが?
「サーブが全く読めませんでした。最初は球筋やスピード、重さに押されて自分が攻めないといけないというプレッシャーを自分でかけてしまい、特に出だしはよくなかったです。3セット目はサーブ&ボレーを混ぜて自分のやりたいようなテニスができてリズムをつかめてきましたが、遅かったですね。」
-Q.自分のテニスが出ていないように感じましたが?
「1セット、2セット目は明らかに押されていました。常に自分にプレッシャーがかかっている状態で、一番の原因はファーストサービスが入らなくて、常に自分のサービスゲームで苦しんでいました。」
-Q.今回の全豪オープンで何を一番感じましたか?
「(グランドスラム)2週目の大変さというのを、身に染みて感じました。相手が強くなってきて、身体も万全ではなかったというのもありますが、グランドスラムの2週目というのは体力的にもメンタル的にも、もっともっと必要だと思いました。」と話している。
(コメントはWOWOWで抜粋)
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