テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額15,561,973ドル)は24日、女子シングルス3回戦が行われ、元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)が第25シードの
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)を6-4, 6-4のストレートで下し4回戦進出を決めた。
試合後のオンコート・インタビューでアザレンカは「皆さんの前で試合をする事が大好きです。」と観客を喜ばせるコメントをしながらも「1つ分からない事があるのです。どうして私の事をヴィッキーと呼ぶのでしょうか。私の名前はヴィッキーではないのです。ヴィカやヴィクトリア、Vなどと呼ばれるのは良いのです。ヴィッキーではありません。」と疑問を投げ掛けていた。
ヴィカのニックネームで呼ばれているアザレンカ。そんな発言で観客からは笑いが起こり、大きな盛り上がりを見せていた。そんな中で唯一聞こえた声は「ヴィッキー」と叫んだ声だった。
実はオーストラリアでは、ヴィクトリアと言う名前をヴィッキーと言うニックネームで呼ぶ習慣があるのをアザレンカは知らずにいた。
そんなアザレンカは準々決勝進出を懸けて第19シードの
A・コルネ(フランス)を7-5, 6-2で倒した第11シードの
D・チブルコワ(スロバキア)と4回戦で対戦する。チブルコワは昨年の今大会では準優勝を飾っていた。
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