テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額15,561,973ドル)は25日、女子シングルス4回戦が行われ、第7シードの
E・ブシャール(カナダ)が
I・C・ベグ(ルーマニア)を6-1, 5-7, 6-2のフルセットの末に下し、2年連続のベスト8入りを果たした。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ブシャールはファーストサービスが入った時に69パーセントの確率でポイントを獲得し、試合を通して7度のブレークに成功した。
第1セットを先取したブシャールは、第2セットでもゲームカウント3-0とリードするもベグに追いつかれる。その後は、第10ゲームでベグにセットポイントを許したブシャールだがそれをしのぐ。しかし、第12ゲームでブシャールがダブルフォルトと痛恨のミスを犯し、第2セットを落とす。
第3セットは、両者強打の激しいラリー戦が繰り広げられるも、最後はベグのバックハンドがアウトし、ブシャールが2時間6分で勝利をおさめた。
準々決勝でブシャールは、第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)と第21シードの
S・ペン(中国)の勝者と対戦する。
20歳のブシャールは昨年同大会、準々決勝で
A・イバノビッチ(セルビア)下してグランドスラム初のベスト4進出を果たしており、その後は全仏オープンでもベスト4、ウィンブルドンでは準優勝を飾る活躍を見せた。
《ブシャール「自分を誇りに思う」》今大会は1回戦でAL・フリードサム、2回戦で
K・ベルテンス(オランダ)、3回戦で
C・ガルシア(フランス)、そして今回4回戦でベグに勝利してベスト8進出となった。
一方、敗れた世界ランク42位のベグは、今大会の1回戦で第9シードの
A・ケルバー(ドイツ)を破り、2回戦で
K・シニアコバ(チェコ共和国)、3回戦で
C・ウィットフェフト(ドイツ)に勝利してブシャールとの4回戦に駒を進めるも、準々決勝進出とはならなかった。
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