テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額15,561,973ドル)は22日、女子シングルス2回戦が行われ、ノーシードで出場の
V・アザレンカ(ベラルーシ)が第8シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)との元女王対決を6-4, 6-2のストレートで制し、3回戦へと駒を進めた。
昨年は度重なる怪我のためにわずか9大会にしか出場出来なかったアザレンカは、ランキングを40位台へと落としている。そのため、2012年と2013年と今大会で優勝しているにも関わらず、今年はノーシードでの出場を強いられていた。
昨年の全米オープンでは決勝進出を果たしたが、
S・ウィリアムズ(アメリカ)の前に敗れるも準優勝を飾ったウォズニアキは、これまで7回出場している全豪オープンで3回戦へ進めなかった事はなかったが、今年はドロー運に恵まれず初めて2回戦で姿を消した。
勝ったアザレンカは「今年はノーシードになる事は分かっていたから、誰とでも対戦する可能性があった。コートの向こう側に誰がいても受け入れる準備も出来ていた。」と、現状を受け入れていた。
「彼女(ウォズニアキ)は、昨年の終盤はかなり良いプレーをしていたから、今日は自分のテニスを更にステップアップさせる必要があった。そして訪れたチャンスは生かさなければと思っていた。それが上手く出来たと思う。」と、試合を振り返っていた。
アザレンカは3回戦で
K・チャン(台湾)を6-1, 7-5で下した第25シードの
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)と対戦する。
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