テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は24日、男子シングルス3回戦が行われ、第5シードの
錦織圭(日本)が世界ランク38位の
S・ジョンソン(アメリカ)を6-7 (7-9), 6-1, 6-2, 6-3の逆転で下し、同大会4年連続ベスト16入りを決めた。
両者は今回が3度目の対戦となり、錦織はジョンソンとの対戦成績を3勝0敗とリードした。
この試合、第1セットはジョンソンの強烈なサービスとフォアハンドストロークに苦しめられて、タイブレークの末にこのセットを落とすも、第2セットから調子を一気に上げてきた錦織が攻めの姿勢を崩さず第2・第3セットを難なく奪い返し、第4セットでも第7・第9ゲームで大きなブレークに成功して逆転勝利をおさめた。
大会3年ぶり2度目のベスト8進出をかけて錦織は、4回戦で第9シードの
D・フェレール(スペイン)と第18シードの
G・シモン(フランス)の勝者と対戦する。
世界ランク5位の錦織は、過去同大会で2012年に
JW・ツォンガ(フランス)に勝利してグランドスラム初のベスト8進出を決めている。昨年は4回戦で
R・ナダル(スペイン)に善戦するもストレートで敗れた。
《昨年同大会の記事はこちら》今大会で錦織は、1回戦で元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)をストレートで下し、2回戦で
I・ドディグ(クロアチア)に逆転で勝利して3回戦進出となり、今回ジョンソンを下して同大会4年連続4回戦進出を決めた。
《逆転勝利の錦織 「声援のおかげ」》一方、敗れた25歳のジョンソンは錦織と同年代で、今大会は1回戦で予選勝者の
K・エドモンド(英国)、2回戦で第30シードの
S・ヒラルド(コロンビア)をいずれもストレートで下し、錦織との3回戦に駒を進めたが、大会初の4回戦進出とはならなかった。
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