テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は22日、男子シングルス2回戦が行われ、
添田豪(日本)は元世界ランク7位で第31シードの
F・ベルダスコ(スペイン)に3-6, 2-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、グランドスラム初の3回戦進出とはならなかった。
両者は今回が2度目の対戦で、添田豪とベルダスコの対戦成績は0勝2敗となった。
第1ゲームからブレークに成功した添田豪だが、添田豪のフォアハンドがアウトしてブレークバックを許す。第6ゲームでは、フォアハンドウィナーで1度ブレークチャンスをしのぐも、ベルダスコが前に出てきた添田豪の横を抜くショットでブレークされる。
第2セットでは、第1ゲームからブレークを許した添田豪は、ベルダスコの強烈なダウンザライン、ファーストサービスに苦しめられ、第3ゲームでもブレークを許してしまう。第4ゲームでは、ブレークバックのチャンスが来ていた添田豪だが、ものに出来ずゲームカウント0-4と大きくリードを許す。
第6ゲームでも添田豪にブレークチャンスが訪れるも、ベルダスコがサービスエースを決めてしのがれ、このセットはブレークバック出来ずに2セット連取をされる。
第3セットの第6ゲームでは、ベルダスコのフォアがアウトして添田豪にブレークチャンスが訪れたがものに出来なかった。
第8ゲームでもリターンエース、ベルダスコのストロークミスで2度のブレークチャンスが来た添田豪だが、ベルダスコが添田豪の逆をつくショットとサービスでそれをしのいでデュースとなり、添田豪がリターンをネットにかけ、最後はサービスエースでベルダスコがサービスをキープする。
タイブレークでは、先にミニブレークに成功したベルダスコがポイントをリードし、最後はサービスエースを決められて添田豪は2回戦敗退となった。
今大会1回戦で添田豪は、予選勝ち上がりのE・イメール(スウェーデン)と対戦し、3時間26分に及ぶフルセットの末に勝利をおさめた。しかし、元世界ランク7位のベルダスコに敗れることとなった。
《添田 応援が「本当に力強かった」》また、今回添田豪がベルダスコに勝利していた場合、グランドスラム初の3回戦進出となっていた。
添田豪が敗れたことにより、今大会に残っている日本勢は男子シングルスでは第5シードの
錦織圭(日本)、女子ダブルスで
クルム伊達公子(日本)のみとなった。
勝利したベルダスコは、3回戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
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