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テニスのグランドスラム、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル）は２１日、男子シングルス２回戦が行われ、第２シードのＲ・フェデラー（スイス）がＳ・ボレッリ（イタリア）を3-6, 6-3, 6-2, 6-2の逆転で下し、初出場の２０００年から１６年連続で３回戦進出を決めた。

この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時７９パーセントの確率でポイントを獲得し、ボレッリから５度のブレークに成功し２時間９分で勝利した。

第１セット、フェデラーはボレッリに第４ゲーム、１度のチャンスからブレークを許す。フェデラーは反撃のチャンスを待つがボレッリの強力なサービスとストロークを前にこのセットはブレークチャンスを掴むことができなかった。

第１セットを終え、フェデラーはトレーナーを呼び右手小指あたりの異常を訴えるが試合を続ける。

第２セットに入り、フェデラーは第８ゲーム、３度目のブレークチャンスでボレッリの深いストロークをバックハンドでコーナーに返しブレークに成功し、第２セットを取る。

その後は小指の違和感を感じさせないプレーをみせ、第３・４セットでは第１ゲームからブレークに成功しボレッリにブレークチャンスを与えること無く勝利した。

両者は４度目の対戦となりフェデラーはボレッリに４戦全勝とした。

勝利したフェデラーは３回戦で第２９シードのＪ・シャーディ（フランス）とＡ・セッピ（イタリア）の勝者と対戦する。

２０１０年にＡ・マレー（英国）を下し優勝して以来、フェデラーは４年連続ベスト４止まりとなっており、右手小指の状態が気になるが５年ぶり優勝、グランドスラム男子史上最多１８勝目を狙う。

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