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男子テニスツアーのチェンナイ・オープン（インド/チェンナイ、ハード、賞金総額458,400ドル/優勝賞金7万3,400ドル）は１０日、シングルス準決勝が行われ、昨年覇者で第１シードのＳ・ワウリンカ（スイス）が第４シードのＤ・ゴファン（ベルギー）を7-5, 6-3のストレートで下し、大会２連覇に王手をかけた。

両者は２０１１年の同大会で１度だけ対戦しており、その時は２度のタイブレークの末にワウリンカが勝利している。今回ワウリンカは、ゴファンとの対戦成績を２勝０敗とした。

この試合はワウリンカは、ゴファンにファーストサービスが入った時に７６パーセントの確率でポイントを取られるも、８度与えたブレークチャンスを７度しのいだ。さらに、ゴファンのサービスゲームを３度ブレークに成功して１時間３０分で決勝進出を決めた。

決勝でワウリンカは、予選勝ちあがりのＡ・ベデネ（スロベニア）と対戦する。

ワウリンカは今大会、今回は初戦となる２回戦でＢ・コリッチ（クロアチア）、準々決勝でＧ・ミュラー（ルクセンブルグ）を下し、今回準決勝でゴファンに勝利して大会２連覇まであと１勝とした。

《前回覇者ワウリンカが4強》

一方、敗れた２４歳のゴファンは昨シーズンを自己最高位となる２２位で終え、７月に行われたベット・アット・ホーム・カップでATPツアーでキャリア初優勝を果たし、その後９月のモゼール・オープンで２勝目をあげる活躍を見せた。

《【映像】23歳ゴファン ツアー2勝目》

今回は大会初の決勝進出を狙うも、前回覇者ワウリンカに敗れてベスト４に終わった。

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