男子テニスで3月に左手首の手術を受け、現在はリハビリ中の元世界ランキング4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が、自身のフェイスブックに新しいラケットのテストを行っている写真を公開した。
「最も適したモデルにするため、いくつかの細部を調整した」とコメントしており、ストロークを打っている写真や、ラケットについてチームやウイルソンのスタッフと話している写真など公開されている。
写真に写っているラケットはいずれも黒塗りでモデル名などは分かっていない。
デル=ポトロは今年シドニーで行われたツアー最初の大会であるアピア国際男子で優勝を収めて幸先の良いスタートを切った。しかしその後は全豪オープンで2回戦敗退、2月に行われたバークレイズ・ドバイ・テニス選手権1回戦、
S・デウバーマン(インド)と対戦中に左手首の怪我を理由に途中棄権を申し入れている。
3月24日に損傷した手首の手術を受けることになったデル=ポトロはアピア国際男子を含む4大会に出場し、7勝3敗という記録で今シーズンを終えた。
デル=ポトロは当初、今季の復帰を目指しており、楽天ジャパン・オープンなど出場を予定していたが欠場、終盤のヨーロッパシーズンにも間に合わず復帰は2015年を予定している。
デル=ポトロは現在世界ランク140位、4年前に右手首の手術を受け、ランキングを400位台にまで落とすもそこからランキングを上げ、翌年2011年のATPワールドツアーアワードのカムバック賞を受賞している。
■関連記事■ ・デル=ポトロ 復帰は先延ばし・デル=ポトロ 復帰に前進・デル=ポトロ 黒ラケットを使用・デル=ポトロが手術・デル=ポトロに盗難事件
■関連動画■ ・引退した元世界3位ダビデンコ・最終戦出場が懸かった大一番