女子テニスツアーの下部大会である、アル ハブトゥール・テニス・チャレンジ(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、賞金総額7万5千ドル)は15日、シングルス決勝が行われ、
クルム伊達公子(日本)は第6シードの
A・ドゥルゲル(ルーマニア)に3-6, 4-6のストレートで敗れ準優勝で大会を終えた。
クルム伊達は9月に行われた東レ・パンパシフィック・オープンで右足付け根部分を痛め、10月に行われたジャパン女子オープンを欠場。11月に行われたOEC台北WTAチャレンジャーでは1回戦で敗退して以来となる大会出場で準優勝とした。
《クルム伊達vsアザレンカ 東レPPO1回戦》単複含め決勝進出したのは今季初となる。
クルム伊達は自身のブログで「昨日の試合の途中から気になっていた右太もも付け根がドクドクし始め地面を蹴ることが難しくなってしまった。」と、足はまだ完治していない状態で大会出場していたことを明かしている。
「決勝までこれたことの満足と決勝で勝てなかったことの残念さ。今日できる中で最後までファイトはしたものの私にとっては厳しい日だった。」とコメントしている。
今大会を終え、次は17日から行われるダンロップ スリクソン・ワールドチャレンジ(愛知県/豊田市、ハード、賞金総額7万5千ドル/優勝賞金約1万1千ドル)に出場を予定している。
アル ハブトゥール・テニス・チャレンジには
土居美咲(日本)も出場していたが、
L・ポウス・ティオ(スペイン)に敗れ1回戦敗退としている。
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